こんにちは。行政書士の鴨志田です。
2000年5月、行政書士事務所を開業。
2001年10月、おかげさまで軌道に乗り
2004年9月、東京から軽井沢へ移住。
ネットで時効援用などを承る
草分け的オフィスとして
26年間の実績があります。

開業に向けて
行政書士の実務講座は必要ですか?
そんな不安なお気持ち、よくわかります。
この記事を読むと、
●行政書士開業に向けて 実務講座は必要か?
●行政書士開業に向けて 実務講座のメリットは?
●行政書士開業に向けて 実務講座のデメリットは?
がわかります。
そこで、まずは、結論から。
行政書士試験に合格!開業だ!でも 実務がわからない?

試験合格と行政書士として仕事ができることは別の話

行政書士試験に合格
目標達成!
と盛り上がった後、今後に向けて、
急に不安な気持ちになる
合格者は少なくないですよね。
(はい、数十年前のわたしもそうでした。)
行政書士試験に合格することに必死で、
受験生の多くは、合格後の現実を
知らない。そうです。
なのです。ちなみに、わたしも、
合格後、開業に向けて、慌てて、
情報収集しはじめた記憶がありますよ。
行政書士試験では 実務をほとんど教えてくれていない
行政書士試験に合格するために、
傾向と対策を懸命にやって、
勉強してきた、受験生時代。
でも、そこで学んだことは、
実務のベースにはなるものの、残念ながら、
実際の仕事には役立たずなのが実情です。
例えば、試験勉強中に、仕事を進める上で
必須のこれらのことを習いましたか?
ほとんど習っていないですよね。
おそらく、多くの受験生が、

試験に合格さえすれば
何とかなる!?
と勘違いしていたのではないでしょうか?
(はい、わたしもそうでした)
結局、試験勉強の段階では、開業後の
仕事の一連の流れを、実際に経験することは
できないということなのです。
では、どうすればよいのでしょうか…?
行政書士開業に向けて 実務講座は必要か?

行政書士の実務講座は必須とまでは言えない
行政書士の実務講座を受講しなければ、
行政書士として仕事ができない
わけではありません。
行政書士会の研修、書籍、専門サイト、
先輩行政書士からの指導など、
実務を学ぶ方法はあるからです。
主体的に取り組めば 受講する価値はかなりある(体験上)
わたしは、開業前、行政書士実務講座を
受講しました。2000年の春でしたね。
実務講座については、いろいろな声が
あることは聞いてます。そんな中、
少なくとも、わたし自身は
開業直前に、実務講座を受講して正解だった
と、今でも思っています。
おかげさまで早めに稼げる行政書士になれた
スイッチの1つが、行政書士開業に向けての
『実務講座』でしたね、間違いなく。
その体験から、

行政書士開業に向けて
実務講座は必要ですか?
という相談を受けたときには、
以下のように答えてきましたよ。
では、行政書士開業に向けて、実務講座には
どんなメリットがあるのでしょうか?
行政書士開業に向けて 実務講座のメリットは?
2000年春、わたしも、開業直前、
行政書士の実務講座で学びました。
行政書士の実務講座には
さまざまなメリットがあります。
特に大きいのは、
実務経験のない新人行政書士でも、
仕事の全体像をイメージしやすくなること。
主なメリットは、次のとおりです。
実務の全体像や業務の流れを体系的に学べる
実務の全体像や業務の流れを体系的に学べるのは、
新人行政書士にとってありがたい講座。
その内容は講座によりますが、一般的には、
など、行政書士として仕事をするための
基本的な流れを学べます。
わたしも、実務講座で、その全体像を
把握できたおかげで、開業準備の
イメージ作りをすることができました。
開業前の不安を減らせる
試験に合格したばかりの人にとって
「行政書士として実際に仕事をする」
ということは未知の世界です。
その意味では、実務講座によって

行政書士の仕事とは
こういうものなのか
という全体像を知っておくことは、
大きな安心材料になります。
わたしも、実務講座で学ぶ過程で、
無駄な心配や不安が取り除かれ
開業準備に集中できるようになりました。
行政書士の業務分野を知ることができる
行政書士の業務は、
など多岐にわたります。
実務講座では、それぞれの業務の
内容や仕事の進め方を体系的に学べるため、
自分がどの分野を専門にしていくべきか
考える材料になります。
わたしも、実務講座を受講してみて

行政書士の業務分野って
こ~んなに多いの?!
と、はじめて知りました(汗)。おかげで、
開業後の自分の業務選び、その集客戦略を
考えるきっかけをいただきました。
実際の業務に必要な知識を得られる
実務講座では、行政書士の業務分野毎に
など、実際の業務の流れに沿って
学ぶことができます。
わたしも、実務講座に通うたびに
実務で必要となる知識まで学べて、
自分に向いている業務を知る
チャンスをいただきました。
開業・営業・経営のノウハウを学べる
実務講座の中には、実際の業務だけでなく、
行政書士として開業するための準備や営業、
事務所経営について学べる講座もあります。
など、開業後に必要となる
実践的なノウハウを体系的に学べます。
わたしも、実務講座で、複数の先生から
実体験おすすめノウハウを授かりました。
業務分野の講座中でも、ノウハウ話を
してくれる先生は多かったですよ。
同期・先輩行政書士との人脈を作れる
実務講座は、同期や先輩行政書士と
接点を持てるチャンス。
開業当初は、実務上の疑問や集客、
顧客対応などで悩みが少なくありません。
そんなとき、気軽に相談できる
仲間や先輩がいることは心強いものです。
業務の紹介や情報交換など、
開業後の仕事につながる人脈を築く
きっかけにもなります。
わたしも、実務講座受講中、
同期や先輩行政書士との出会いが
たくさんありました。それが
などの人脈に発展していきました。
ここでも主体的に取り組むことが鍵
だったと思います、体験上。
集まりの幹事を引き受けることから
はじめてみることをおすすめします。
開業後の最初の一歩を踏み出しやすくなる
実務講座で、業務の流れや書類作成、
顧客対応などを事前に学んでおけば、
開業後に何をすればよいのかが
具体的にイメージできます。
開業への不安を減らし、
最初の案件に挑戦するための一歩を
踏み出しやすくなることは、
意外と大きなメリットの1つです。
実際に、わたしは、実務講座卒業の
翌月から開業・実務スタートできました。
やっぱり、当時の自分も、開業後の
最初の一歩を踏み出しやすかったんだろう
と思いますね、体験上。
行政書士開業に向けて 実務講座のデメリットは?
行政書士の実務講座には、
メリットがいろいろある一方、
デメリットもあります。
主なデメリットはこんな感じでしょうか。
費用が高い
一番大きいデメリットは費用が高いこと。
行政書士試験に合格したばかりの人ならば、
開業に向けて、登録費用や事務所開設費用も
必要になってしまいます。さらに、
実務講座に数万円~数十万円を
投資することはかなりの負担です。
実務講座の価格にはかなり幅がありますが
開業資金とのバランスも要検討ですね。
わたしも、実務講座の申込みなどに向けて、
資金調達に苦労した覚えはあります。
ただ、結果的に、費用対効果を考えると、
おかげさまで、投資額は十分回収できて
意味のある自己投資になりました(感謝)。
主体的に取り組むことができれば、
かけた費用以上の成果を上げることは
できると思いますよ、体験上。
受講した業務を実際にやるとは限らない
「講座で学んだ業務」と
「自分が開業後に実際に扱う業務」は
必ずしも一致するとは限りません。
自分の得意分野や地域の需要、
集客の状況などによって、
取り扱う業務が決まってくるからです。
わたしも、実務講座で習った業務のうち、
開業後、専門に扱っている業務は
ほんの一握りなのが実情です。
でも、それで十分ではないかとも思います。
受講時点で、自分の得意にしたい業務が
明確な人はほとんどいないでしょう。
だから、
と思うよりも、プラス思考で、
と考えた方がよいですよね、体験上。
実際の案件は講座通りに進むというわけではない
開業後に承った現実の案件が、
講座で学んだ通りに進むとは限りません。
依頼者毎に事情や要望が異なっていたり、
必要書類が揃っていなかったりする
こともあるからです。
講座は、実務の基本を身につける機会です。
わたしも、開業後、トライ&エラーで
経験を積みながら、対応力・対処力を
磨いてきましたよ。
実務しながら、日々勉強ですね。
実務講座を受けても仕事が来るとは限らない
実務講座を受講したからといって、
開業後、仕事が自然に入ってくることは、
残念ながら、ありません。
実務はそれほど甘くないのです。
講座で学ぶのは、業務を行うための
知識やノウハウです。
実際に仕事を獲得するためには、
などを活用して、自分で営業・集客に
取り組む必要があります。
軌道に乗るまで時間もかかります。
実務講座で「実務能力を学ぶこと」と、
「仕事を獲得すること」は別問題なのです。
ただ、集客につながる話をしてくれる
先生も複数いらっしゃいましたよ、体験上。
わたしも、今でも、営業・集客力の
自己研鑽を継続中ですよ。
まとめ:【27年目の体験談】行政書士試験に合格後 開業に向けて 実務講座は必要か?

【27年目の体験談】行政書士試験に合格後 開業に向けて 実務講座は必要か?
行政書士試験に合格したからといって、すぐに実務ができるようになるわけではありません。
実務講座は必須ではありませんが、開業前の新人行政書士にとって、実務の全体像を知り、不安を減らすための有効な選択肢だと思います、体験上。
ただ、費用は決して安くなく、受講したからといって仕事が来るわけでもありません。
それでも、主体的に取り組めば 受講する価値はかなりあると考えています、体験上。
わたしは、2000年に実務講座を受講し、その翌月に開業しました。実務講座で得た知識や人脈は、その後の行政書士人生の大きな土台の1つになったと感じています。
行政書士試験合格後、開業に向けて実務講座を検討している方は、自分の開業資金や目的を考えた上で、主体的に活用できる講座を選ぶことをおすすめします。
実務講座は 受ける・受けないより 受講後にどう実務につなげるかが重要
行政書士試験を合格したみなさんに
まず、伝えたいことは、

実務が分からないのは
あなただけではありません
ということです。試験に合格した段階では、
実務がわからなくて当然です。
行政書士試験は、行政書士として
必要な法律知識を問う試験です。
一方、実際の仕事では、
試験とは違った能力が求められます。
そこで、実務講座を受講する価値があります。
ただし、実務講座を受講しなければ
行政書士として仕事ができない、
ということではありません。
大切なのは、実務講座を受けること
そのものではなく、そこで学んだことを
自分の仕事につなげていくことです。
わたし自身、行政書士として長く
仕事をしてきた経験からも、
合格後に大切なのは
完璧な準備をしてから開業することではなく
学びながら、1つ1つ実務経験を積んでいくこと
だと感じています。
このブログにわたしの体験談を書くことで
何かお役に立てればうれしいです。
応援してます!
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